Program転換期の社会に求められる力を培うための産学連繋型教育プログラム:
QBIC~Question Based Innovation and Career education program for societal transition~
解のない時代と言われるほど予測困難であり、前例が通用しない転換期を迎えた現代社会を生き抜くためには、(1)『「問い」を立てる力(問題発見/設定力)』と、(2)常に自身を学びによりアップデートすること『学び続ける力』が求められる。
これらの力を培うために本プログラムでは、問題発見を主にした「問いの創出」と、他者との学びあいを中心に社会での「問い」を実践することを目的にした「問いの実践」の2セメスターからなるプログラムを構築し、リベラルアーツとキャリア教育の両面からアプローチする。特に「学び続ける力」については、学び(実践)の場を産学連繋により共創することで、学生だけでなく社会人を含め、世代を超えた学び合いから「学び続ける力」を醸成していく。
これからの社会において必要とされる良いソリューションは良い「問い」から導かれることに鑑み、プログラム全体では次のプロセスを実践することで、これらの社会において必要な力を培う。1)教員や社会人メンターによる支援と分野を超えた学生同士の対話により問題の切り口に対する多様なミカタを獲得し、2)リサーチクエスチョンを立て、3)キャリア観から導かれる未来のビジョンを描き、4)未来社会に向けた「問い」を設定する。
この一連の過程を通して「問い」の本質に迫ることに挑戦する。
(協働機関)大阪大学 キャリアセンター、(一社)エッジソン・マネジメント協会