Program総合的な探究の時間「未来共創プロジェクト」を教育課程の
中核とするカリキュラムマネジメント
~「持続可能な社会の創り手として、
これからの社会で活躍できる資質・能力」の育成を目指して~
神奈川県立横浜瀬谷高等学校では、学校教育目標である「持続可能な社会の創り手として、これからの社会で活躍できる資質・能力の育成」を目指して、3年間の体系的な総合的な探究の時間「未来共創プロジェクトⅠ・Ⅱ・Ⅲ」を、教育課程の中核に位置付けている。そして、総合的な探究の時間を各教科・科目や特別活動と関連付けるカリキュラムマネジメントを行い、教育課程全体での資質・能力の育成を目指している。
総合的な探究の時間「未来共創プロジェクトⅠ・Ⅱ・Ⅲ」では、地域・社会課題の解決に向けて、横浜瀬谷高校独自で構築した産官学民との連携・協働による「未来共創コンソーシアム」と新たな価値を共創し、実際に行動する“都市型の地域・社会課題解決学習”に取り組んでいる。各学年の探究課題としては、1学年は学年共通の社会課題「Green×EXPO2027を控える瀬谷の魅力化」、2学年は食品ロス削減や脱炭素、サーキュラーエコノミーなど14の「テーマ別の社会課題」、3学年は「個人の興味・関心に応じた社会課題」を設定しており、調べ学習や課題解決の提案に留まるのではなく、実際に課題の解決に向けて「行動する」という課題解決の実践を重視することとしている。その際、よき伴走者として、横浜瀬谷高校独自で構築している産官学民との連携・協働による「未来共創コンソーシアム」を活用している。