Program『トネ究』 ~深める探究・進める探究・広げる探究~
本校では「総合的な探究の時間」を「トネ究」と称して、3年間課題研究に取り組んでいる。
1年次では、前半に情報収集に必要な手法を学び、後半に個別探究に取り組んでいる。2年次では、地域課題にグループで取り組んでいる。豊中市役所をはじめ、役所や企業、病院、学校、店舗などを訪問しインタビューをさせていただいている。探究のサイクルを各学年でできるように計画している。
2022年度から学校行事として『TONE究Day』という発表会を実施している。これは、3年生全員が自らの課題研究について8分間のプレゼンテーションを行うものである。その後は、研究紀要を作成し一冊の書籍として残している。
各学年ともそれぞれのテーマを身近でイメージの掴みやすいもの、学問分野からアプローチし自身の進路へとつなげるもの、興味関心から派生する問いに深くじっくり取り組むものとなるよう工夫している。
また、本校では探究の授業を進めるにあたり、周囲の方の協力を得ることに注力して実施している。大きなものとしては大阪大学高大連携教育団体「SUIT」との連携がある。この団体は高校生の探究授業について研究しサポートすることを目的とした団体である。毎回の授業に入り込み、グループまたは個人のサポートをしていただいている。