Program世界も地域も私も変わる”Suito Action Project for SDGs”
本教育プログラムは、生徒が自ら SDGs 達成に貢献するため社会課題を解決していく課題解決型学習である。中1から高3までの全学年で「Suito Action Project for SDGs」という授業を開講し、全教員、全生徒が各自の希望に沿って、多学年にまたがるプロジェクトチームを立ち上げる。SDGs 達成のためのプロジェクトの企画・遂行を通して、本校の教育目標である「社会に貢献する協創力をみがく」を推進していくためのコアとなる教育プログラムである。
次に、本プログラム内容の特徴を以下に記す。
i)SDGs達成をテーマに据えた国際理解教育プログラムであるとともに、SDGsに貢献するため社会問題を解決していく課題解決型の学習プログラムである。
i)中1から高3までの多学年にまたがるプロジェクチームによる協働的な活動プログラムである。
iii)プロジェクトチームは、外部の活動団体や有識者と連携しながら活動を進めていく、社会に開かれた教育課程を推進していくプログラムである。
iv)活動を通して、国際理解、協働、問題解決の資質を向上させるとともに、成功体験を蓄積することで将来にわたる生徒の社会問題参画への使命感、肯定感を高め、持続可能な社会の創り手の育成するためのプログラムである。
v)カリキュラム開発として、持続的・継続的にプログラムが実施されていくための体制構築等を含めて計画されたプログラムである。
vi)中学、高校の全生徒、全教員が参画する全校体制で行う教育プログラムであり、課題解決型学習のフラッグシップスクールである本校が、全国の学校や教育機関にその成果やノウハウを発信・共有することも目的としたプログラムである。
また、本プログラムを実施していくうえで、①本校教育の3つの柱である、国際理解教育、課題解決型授業、英語教育の実践実績、②公立学校でありながら3割の教員が常勤の英語ネイティブ教員であり、開発途上国現地での多年にわたる国際協力従事者である教員も多数在籍していること、③生徒が1人1台の PC を持ち、授業での ICT の活用が日常的であり、生徒が高いICTスキルを持つこと、④日本初の公設民営校であり運営者である大阪 YMCA のもつ世界的なネットワークが利用可能であること。以上の特徴・独自性を有した学校として、地域や世界に対しての社会的インパクトの期待をもって、本教育プログラムは行われます。