カテゴリー 42024年採択

順天堂大学

対象者数 200名 | 助成額 150万円

https://meditlab.jp/

ProgramレッツMEdit Q!「医学をみんなでゲームする」
-シリアスゲーム開発で社会と医療を変える21世紀型STEAM教育カリキュラム-

 医学を題材としたボードゲーム(シリアスゲーム)を参加者が自らデザインするSTEAM教育カリキュラムである。編集工学の情報編集の型を用い、テーマ設定から、ルールの設計、企画書の執筆、試作、テストプレイまでの、ゲームデザインの一連の流れを学ぶ。

 上記のプロセスにおいて、自身の学習方法をふりかえったり、他者視点に立って物事を考察したり、医療の在り方を見直したり、多角的な視点で医学をとらえなおす「総合的な知の力(リベラルアーツ)」を育てていく。

 医療従事者は確かな医学知識や技能を有するだけでなく、社会ニーズや課題に敏感であること、また、多様な価値観を持つ患者に接するための豊かな教養も不可欠である。

 本カリキュラムは、医療系学部を中心に9学部を擁する健康総合大学である順天堂大学において、ゲームデザインの手法を用いた教養科目としての導入を目指す。

 必修科目の多い医療系学部では教養科目の不足が問題視されており、動画教材などを用いた柔軟なカリキュラムを設定し、様々な分野の学生が混ざって学習を進める環境を提供し、多職種連携教育にも寄与してまいります。

※シリアスゲームとは、学習など娯楽以外の用途を目的に含むゲームのことをいいます

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