Programオール宮城で育てる「ワクワクする」未来を拓くグローバル人材の育成
本校の卒業生はほぼ四年制大学に進学をするため、高校での学びは大学に続いており、学び続ける行動力と未来を拓く確固たる意思を持った生徒を育てたい。そのためには、高校段階からさまざまな人やものと出会い・関わり、多様な考えや事象に触れながら合意を形成し、問題を解決できる能力を育成する必要がある。本プログラムは、各教科で学んだ知識を教科横断的に再構成しかつ文理融合させ、宮城県にある教育環境・地域を活用することで、それらを成し遂げることを目的とする。これまでは主にグループでの活動に取り組んできたが、一人一人がより自分事として捉え実践できるように、個々の活動にも焦点を当てていき、より一層、生徒の「ワクワク」する気持ちを後押ししていく。
プログラムの主となる総合的な探究の時間では、周辺地域の自然環境や地域コミュニティなどとの関わりの中から課題発見・解決のための知識やスキルの習得、自らの興味関心に基づいた課題を設定し検証を行い、研究の基礎を学ぶとともに実際に行動を伴う探究活動に取り組む。また、宮城県内外の高校や海外姉妹校・連携校などの同世代との共同活動などを通し、SDGsの17の目標と関連付けながら、各科目で学んだ知識や見方を統合させる。
①本物に触れる機会の充実による動機付け、②学術的な指導助言による刺激、③学内・学外での発表および海外交流を軸に、生徒の心のエンジンを駆動させていく。
*リエントリー
グッドプラクティスの普及・横展開を目的に、3年間の助成終了となったプログラムの一部をリエントリー採択として新たな助成を行うもの。