Program筑波スタディ
~「伝統」と「連携」がひらく、社会へむかう探究の扉~
2021年度より本格実施した本プログラムでは、先導的な教科教育実践によって各界をリードする人材を輩出してきた本校の「伝統」、大学附属学校としての研究機関との距離の近さを生かした「連携」を軸に、総合的な探究の時間の中で、本校を取り巻く人的リソースを最大限に活用しながら、生徒をより専門的でかつ探究的な学びに導いてきた。
本年度以降はその実績を手掛かりとして、特に以下の4点に力を入れながら、より一層のブラッシュアップを目指す。
1.「総合的な探究の時間」ポータル作り
この3年間で作成したオリジナル生徒用ワークシート、教員用ファシリテーションシートを基にして、汎用性の高いコンテンツとして教材化し、全国の学校へ展開していく。
2.教員養成カリキュラム作り
筑波大学の附属である強みを生かし、大学と連携しながら、大学生、現職教員に向けた「総合的な探究の時間」指導法のカリキュラムを開発していく。
3.キャリア教育と連動した外部連携システムの構築
大学や企業、各種コンテスト等と生徒達をつなぎ、生徒の進路選択に生かす外部連携の活性化と持続的な仕組み作りをしていく。
4.全教員による運営組織モデル作り
汎用性の高いルーブリックに基づく評価を整備し、教員誰もが関われるような総合的な探究の時間の運営体制を築き、提案していく。
*リエントリー
グッドプラクティスの普及・横展開を目的に、3年間の助成終了となったプログラムの一部をリエントリー採択として新たな助成を行うもの。