国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学教育学部附属中・高等学校*

Program文理融合教育STEAMプログラム
～知りたい・やりたい・成し遂げたい、そしてその思いを伝えたい～

　子どもたちの「知りたい・やりたい・成し遂げたい」というカラダの内から湧き出る「抑えきれないやる気」の成熟をねらいとして2020年度～2022年度の3年間、プログラムを実施した。その着地点として魅力的に「伝える力」（その思いを伝えたい）を育成するプログラムを2023年度から実施する。プログラムの中核となるのは包摂的地域プラットフォームである。異なる視点や発想から新たな価値を生み出すために、多様なステークホルダーとコンソーシアムを組み、基礎を創る。包摂的地域プラットフォームの中で、参加生徒が最大限のパフォーマンスを発揮するために、高校1年から3年まですべての生徒を対象とした文理融合STEAM教育を「総合的な探究の時間」の中で実施する。具体的にはデータに基づいた仮説検証型課題研究の成果を、生徒自身の言葉で、自身の研究内容を魅力的に他者へ伝えるためのコンピテンシー育成を行う。

　そのための仕掛けを３つ用意した。

仕掛け①：名古屋大学と連携し自由な発想を生み出すための「種」をつくる

仕掛け②：国内外の外部機関と連携し発想の「種」を「発芽」させる

仕掛け③：他校、他団体と「課題研究成果発表会」を開催し「芽」を「開花」させる

＊リエントリー
グッドプラクティスの普及・横展開を目的に、３年間の助成終了となったプログラムの一部をリエントリー採択として新たな助成を行うもの。