Program「ともによき世を創る」
〜世界の平和と共生を目指し、協働・共創でイノベーションを〜
幕末から明治にかけ坂本龍馬や岩崎彌太郎が活躍し日本の近代化の礎を築いた長崎から、世界の平和と共生を目指し、新たな価値を創出できるグローバル人材を育成する。日本、中国、西洋が融合した独自の文化を育み、第二次世界大戦の惨禍から復興を果たした平和都市である長崎の豊かな教育資源を活用し、複数の視点や学問分野を融合させ、SDGsを踏まえた社会課題に取り組む。企業とのコラボレーションや、海外フィールドワークによる共同研究等に取り組み、生徒の視点を世界に向け、心と行動に化学変化を起こす。特に、国内外の高校生がグローバルな社会課題について議論する「高校生国際平和会議」を開催するとともに、ハワイ大学附属高校(University Laboratory School)や広島市立舟入高校と合同平和探究を行い、多言語による「高校生平和共同宣言」を作成し世界に発信する。
令和4年度にはニューヨーク国連軍縮部を訪問し、本宣言文について中満泉国連事務次長と意見交換を行った。本宣言文については、国連ホームページに掲載してその普及を図る。また、長崎県には全国最多となる49の有人離島がある。急速に人口減少が進む課題先進地としての研究フィールドを活用し、他と協働して社会課題の解決策を創出できる人材を育成する。
*リエントリー
グッドプラクティスの普及・横展開を目的に、3年間の助成終了となったプログラムの一部をリエントリー採択として新たな助成を行うもの。