Programワンダリングチャレンジ~3人1組で挑み、競う、ゲーミフィケーション型探究学習
ワンダリングチャレンジ(Wandering Challenge)は、3人1組のチームで、自宅やまちのさまざまな場所で用意されたミッションに挑み、その経験から得た学びや成長、表現力などを競う大会。課外活動の経験に乏しい普通の高校生が、自身の枠を越えて最初の一歩を踏みだすことを通して、自身の関心関心や目的意識(sense of purpose)に気づき、さらなる行動を起こすきっかけを提供していく。
このプログラムの具体的な特徴として以下の3点が挙げられる。
■若者が未来に向けた「目的意識」を自ら育むうえで重要な4つの要素(スタンフォード大学の教育学者ウィリアムデーモン教授が提唱)に基づき、10代がゲーム感覚で楽しみながら自身の殻を破る経験ができるオリジナルのミッションを開発・提供する。
■どのミッションから取り組むか、3人1組のチームでどう分担するか等の取り組み方は参加者の創意工夫に委ねられている。
■大会の最初と最後に開催されるセレモニーでは、チームや学校・学年を越えてエールを贈り合い、ミッションに挑んだ経験を内省する対話を通して、自身の成長への気づきや次のステップを発見できる。
以上のアプローチを通じて、課外活動へ最初の一歩を踏み出す高校生の母数を圧倒的に増やすことに貢献していく。
*リエントリー
グッドプラクティスの普及・横展開を目的に、3年間の助成終了となったプログラムの一部をリエントリー採択として新たな助成を行うもの。