ProgramFAB QUEST (ファブクエスト)
「つくる」ことを通じて私、私たち、社会とつながるプログラム
鎌倉市は、テクノロジーと地域資源を活用し、持続可能な社会を目指す世界的な取り組みであるファブシティを宣言している日本唯一の自治体である。実施するファブクエストは、世界初となる高校生主体のファブシティプログラムである。学生は、実践者との出会い、フィールドワーク、テクノロジーを活用した共創の実践、そして展示会や発表会などの一連の活動を通じて心のエンジンを駆動させ、21世紀型スキルを獲得していく。
本プログラムは、「知る」「体験」「実践」の3つの段階に分けて、興味関心を深掘りしていく。まず、「知る」段階では、オンライン形式により、国内外の実践者と出会い、知見を深めていく。そして、興味関心を持った学生は、実際に3Dプリンタなどの「体験」を行う。そして3段階目に、6カ月以上の「実践」プログラムへと移行していく。長期プログラムに参加する40名の学生は、「ファブシティ特別研究員」に任命され、鎌倉をフィールドに現地調査から課題の発見、出てきた課題に基づいてチームで活動を展開し、その成果を鎌倉市や有識者らに発表する。全ての活動を終えた学生には、修了証が授与される。