Programinochi Gakusei Innovators' Program
inochi Gakusei Innovator’ Program (以下「i-GIP」)は、ヘルスケア領域での異能・卓越的人材を育成することを目的とした、ヘルスケア課題の解決策創出プログラム。毎年一つのヘルスケアテーマ領域を選定し、2〜4 人で構成される中高生チームが約半年間、大学生メンターや産官学から構成されるアドバイザーと協同で、選定されたヘルスケア課題に対する解決策創出に取り組む。本年度、i-GIP2023では、「睡眠時無呼吸症候群」をテーマに関西、関東、北陸、九州の4地域を中心にプログラムを実施予定。
本プログラムの特徴は、ヘルスケア領域の異能・卓越的人材を、個人の高い技術的な能力だけを指すのではなく、共感力・共創力を持ったアントレプレナーであると定義し、教育プログラムを設計している点にある。人の痛みや苦しみを理解でき、寄り添うことができる「共感力」を養うため、当事者との対話を通じ、課題や解決策の検証を繰り返し行い、課題の本質的な部分に近づくプロセスを取り入れている。また、国内外の医療者、研究者、民間団体や企業、市民といった、産学官民から幅広く講師を招き、その指導の下、チームとして解決策創出に取り組むことで、「共創力」を養っていく。
*リエントリー
グッドプラクティスの普及・横展開を目的に、3年間の助成終了となったプログラムの一部をリエントリー採択として新たな助成を行うもの。