Program異質な当事者性の交差を生むグローカル・ボランティアツアー・プログラムの開発
~持続可能な社会づくりに向けてのユースのエンパワメントを目指して~
本プログラムでは、参加者となるユースの当事者性が他者の異なる複数の当事者性と交差し、ユースが多層多元的な社会課題を「自分事」として捉えていくためのボランティアツアーを企画・実施する。
多様な課題(原発問題/少子高齢化、ハンセン病問題、災害復興/まちづくり、貧困/格差等)を抱えている現場(山口県上関町、岡山県瀬戸内市、岩手県大船渡市、インド・ムンバイ)に足を運び、現地での生活や固有の価値観にふれながら、ユースが多様な社会課題の当事者性を深めていくことを狙いとする。
●本プログラムの特徴
・大学の正規カリキュラム(神戸大学ESDコース)での学びと、大学とフィールドとの中間組織(ESDプラットフォームWILL)における企画づくりへの参画による学びの連動を企図する点
・フィールドを訪問する際の構えづくりや振り返りを、フォーマル教育のカリキュラムではなく、中間組織において実施する点
・学習者と社会の関係性を示す尺度としての「当事者性」を指標とする点