Programクロスボーダー課題解決力を発揮できる次世代グローバルリーダーの育成
―国際トリプルハイブリッド授業によるSDGs探究学習―
本教育プログラムの目的は、海外チームメンバーと協働してSDGsを推進するために必要なグローバルリテラシー(課題発見、解決提案、チームワーク)を育成する教養教育メソッドの開発である。
大学所在地域(日本、英国、米国)、文化的背景、専門領域が異なる教員チームが国際連携してオムニバス形式で授業提供し、多面的に受講生のグローバルリテラシー学修を促進する。
海外教員の本拠地との地理的距離や時差を解消するため、「国際トリプルハイブリッド方式(オンデマンド・リアルタイム配信・対面)」を活用し、オンライン事前講義と対面授業による直接指導を効果的に組合わせたSDGs探求学習を行う(図1)。
次年度は、リアルタイム配信による海外教員の所属校学生とのライブ共同授業を実施し、受講生間の創発的な意見交換による異文化間の合意形成学習を行う。
完成年度は、オンライン上で海外教員の所属校学生とSDGsテーマに関する国際協働プロジェクトを実施し、グローバルリテラシーの定着化を図る。
上記に加え、グローバルリテラシー能力の学修効果を測定するルーブリック評価尺度を開発し、プログラム受講前後の得点比較から、実証的な成果検証を行う(図2)。