Program「未来構想ゼミナール」による自他の「しあわせ」のための
「未来デザイン力」育成プログラム
「創造的自由」の精神を重んじ、生徒の自主性・主体性を尊重する教育を続けてきた本校は、自他の「しあわせ」という言葉をキーワードに、県内唯一の美術科設置校として培ってきた「デザイン思考」を活かした課題解決型の探究活動を実施する。「デザイン思考」とは、問題解決に向けた具体の提案であり、個々の生徒に応じた多様な研究に適用できる。理数や芸術に重きを置いたSTEAM教育を通して「デザイン思考」を学び、課題解決に向けた具体的な提案のできる生徒を育成する。
「学問探究系(人文科学系・理数系)」、「課題解決系」、「体験・実習系」、「表現・芸術系」の4系統12分野のゼミナールを創設し、全校生徒が一斉に探究活動を行い、「探究活動の個別最適化」を推し進める。学年(年次)を超えた探究活動が、先輩から後輩へと継続的な活動を保障すると同時に、テーマの継続性を生み、研究内容を深めることができる。
「デザイン思考」という新たな視点を掲げ、宮城県内の生徒・教員と緊密なネットワークをつくり、相互に発表会に招待し合い、共同の生徒・教員研修を実施し、さらに、「学都仙台」の地の利を活かした高大連携を図り、新しいネットワークの形成を試みる。その新たなネットワーク下で学び合ったもの同士が、自他の「しあわせ」のために、地域のリーダーとして、またグローバル人材として活躍することを目指す。