Program【〇〇】✕【福祉】で地域社会に貢献する生徒を育成し、変革の種をまく
本校は茨城県南部に位置する稲敷市にあり、総合キャリア、グリーンテクノ、メカニカルテクノ、福祉の４系列を設置した総合学科の高等学校である。総合学科の利点は複数の系列が設置され、異なる専門的な学びが校内で完結している。そのため生徒たちは校内で友人と交流することで視点や考え方の違いを感じることができ、総合的な探究の時間を通して多くの学びを得ることができる。
一方で稲敷市は農業と工業が主たる産業の自治体である。市内を圏央道が通っており、都心部や成田空港などに近く、工業、農業法人が参入し、工場等の建設地として注目されている。企業と協力関係を築き、先進的な活動を行うことも考えられる。
プログラムを通して自治体や地元企業との連携体制を構築することで学校と地域社会の接続を目指していく。地域社会が本校を知り、本校生徒も市役所や地元企業のことを知ることで就職先として選択するようになる。さらに地元の小中学校と連携することで本校を志望する生徒を増やし、本校を中心に小中高、地域社会とつながりを築いていくことを目指している。
このように地域の課題を高校生が考え、地域とともに解決していく活動のモデルケースとなることを目指している。
