Program次代の食料生産を担う”ガストロノーム”発掘・育成
食料安全保障の問題に真剣に向き合わなければならない今日、国内外における「食」に関するビビッドな問題意識、たしかな知識、広いネットワークを有した若い食料生産者の養成は喫緊の課題である。
本プログラムでは、スローフードのネットワークを活用し、国内外・オンライン/オフライン両輪で学びの場をつくることで、持続可能な食に関する総合的な知識を持ちながら食料生産を担うアントレプレナー、”ガストロノーム”を育成していく。
対象は、高校生およびメンターとして参加する大学1〜2年生。プログラムは①大学生メンター育成、②食料生産に関連する普通科以外の学科に在学する高校生向けのラーニングジャーニー、PBLを通した実践学習③最終発表会 の順序で行い、国内外のゲストを招いたオンライン講座のほか、イタリアで開催されるスローフードの世界大会「テッラマードレ」への参加や、全国の参加者が集う「実地研修キャンプ」など、オフラインの学びも重視している。
特に、都市圏よりも情報へのアクセスが限られている層にアプローチし、地域活躍人材の定着を狙う大学事業と地域内高校との接続を強化し、食に関わる早期の人材発掘・育成を全国規模で行う。