カテゴリー 42024年採択

大阪大学*

対象者数 3,400名 | 助成額 350万円

https://www.celas.osaka-u.ac.jp/

Program「対話」で開く「学問への扉」 
~少人数セミナー型初年次導入科目の挑戦~

 大阪大学では、2019年度より1年生(約3,400名)を対象とした必修科目として少人数セミナー型初年次導入科目「学問への扉」を実施している。大阪大学に所属する一流の研究者が1年生を対象に教養教育として学問の面白さを伝える授業であり、1)主体的で創造的な学びへの転換、(2)異分野の学生らと学ぶ中で、異なったものの見方や課題解決の道筋の意識、(3)アカデミック・スキルズの学習、の3点を目的として、担当教員の専門に基づいた多様な授業を約250コマ開講している。

「学問への扉」ではアクティブ・ラーニングの手法を取り入れて実践し、学生には自身の専門分野、理系、文系にこだわらず、授業を選択することを推奨しており、一つの授業をいろいろな学部の学生が受講することによって、授業で与えられる同じ課題に対して多様な考え方、解決方法があることを知ることができる。アンケート調査での満足度は2023年度 平均値4.40(5件法)で、継続的に高い結果を得ている。

 また、1年次後期に「アドヴァンスト・セミナー」を設置し、「学問への扉」で学んだ学生が発展的、継続的に学べるカリキュラムを整備している。

「学問への扉」Webサイト https://gakumon.celas.osaka-u.ac.jp/

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