カテゴリー 42024年採択

東京工業大学リベラルアーツ研究教育院

対象者数 2,715名 | 助成額 400万円

https://educ.titech.ac.jp/ila/

Program「志」を育む東京工業大学(東京科学大学)リベラルアーツ教育プログラムの発展
-専門性をもった文理共創人材の育成を目指して-

 東京工業大学では2016年の教育改革以降、リベラルアーツ研究教育院を中心に、「志を育む教養教育」をキーコンセプトに据えた、先進的なリベラルアーツ教育に取り組んできた。

 初年次必修科目「立志プロジェクト」では、講義形式の授業と少人数のディスカッション形式の授業を交互に繰り返しながら、今日の社会的課題を知り、自分が将来、社会の一員として何を行いたいかを考える(「志」を立てる)。3年次後学期必修科目「教養卒論」では、自らの「志」を振り返り、自身の関心・経験に基づいて人文・社会科学・融合領域のテーマを設定・探究し、その成果を論文にまとめる。いずれの科目でも、学生は自ら問いを立て、また仲間と学び合う経験を通して、文理の知を自身の中で統合し、将来の新たな価値創出(「志」の実現)に必要となる力を育む。

 2024年10月の東京医科歯科大学との統合と東京科学大学としての新たな出発にあたって、本プログラムでは、「立志プロジェクト」及び「教養卒論」の内容面での充実・強化と、分野横断的な学びを促進する新たなインテンシブ・プログラム「リベラルアーツ探究プログラム」の開設、並びに、学生の自主的な学びを支える学習環境の構築を通じて、理工・医歯学系の専門性をもちながら領域を横断する力を備えた文理共創人材の育成を目指す。

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