Program高校生に意欲と創造性を届けるための「伴走力向上」と
「校内推進体制づくり」を目指した伴走型研修
本プログラムは高等学校における総合的な探究の時間のカリキュラム開発に向けて教員による「伴走」と「学校ごとの探究推進チームづくり」をテーマに、全国から高校教員を募り、半年間にわたる全3回の研修と日常の実践〜振り返りに取り組むプログラムである。どの教員も課題を抱える探究学習の「伴走」に対して、全国の先進的な知見をもとにした具体的な伴走手法の獲得と、各校から複数人の参加を条件とし各学校で不可欠な存在である「探究推進チーム」の組成を目指すことで、各校で伴走の環境整備が進むことを目指す。
「探究推進チーム」の組成を実現するために以下4つの特色を設けた。
【1】管理職を含んだ複数人で各校エントリーすることで、意欲ある先生の個人活動になることを防ぎ、チームによる学校改革を目指す。
【2】伴走フレームワークの提供、ケーススタディによる議論を通して、教員一人一人の生徒伴走力を向上させることで探究支援の専門性を高める
【3】先進校での研修を材料に、自校カリキュラムの改善方針をチームで議論することで“現場の課題”と先進的な取り組みを結び付け、実行力ある解決方針を生み出す。
【4】定期的なカリキュラム相談会(オンライン)や年度末振り返りなどを通して、現地研修と日々の実践を往還しながら学びを深める