カテゴリー 52024年採択

一般社団法人 Bridge for Fukushima

対象者数 200名 | 助成額 665.9万円

https://bridgeforfukushima.org/

Program「ケースメソッド」を用いた主体的・協働的な学習を
実践できる教員・指導者育成プログラム

 高校生が自ら具体的な問いを深掘りし、生き方を考える「総合的な探究」。しかし、その実践に不安を抱える教員は少なくない。本プログラムは、こうした課題解決に向け総合的な探究に特化し、探究学習の先進校や探究にかかる課題を現場で解決してきた事例をもとに「ケース」作成し「ケースメソッド」研修を実施していく。研修では、教員の探究授業に関するマネージメント能力、実践スキル、批判的思考力を高め、各学校の探究にかかわる仕組みや体制の改善を促していく。更にはケースを通じて対話をする事で協働的な学習を実践できる能力が向上し、教員が主体的に各高校の探究全体システムの改善を行うなどが期待される。最終的には、学校が主体的・協働的な学習を実践できる教員の育成が出来るようなシステムを構築し全国な波及を目指す。

 国内の大学でも教職養成課程の一部でケースメソッドが取り入れられているものの、授業計画、学級運営やいじめ問題などをテーマとしたケースメソッドに限定されており、探究にかかわるケースメソッド、さらには教員を対象としたケースメソッドは皆無であり、本プログラムは先進性が高いプログラムである。

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